てぃーだブログ › 図案家は瞑想(迷走?)する…

2024年04月16日

三月の末、奈良へ…

旧奈良駅舎に初めて降りたのは高校3年・17歳の時。
外観(…内観も)の迫力は、その時と変わらないままだった。

駅前の風景は記憶と異なり、妙に新しい。
三条通りを猿沢池に向かい、荒池を渡って奈良ホテルを瞥見し、
浅茅ヶ原園地を東大寺に向かった…
まだ早い午前なのに、どこも観光客だらけ…僕もだけれどね。
南大門の仁王像に挨拶し、吉城園脇を抜けて興福寺へ。

工事中の東塔を見上げ、南円堂の階段を降りて三条通りに出て、
やすらぎの道を桜井線(万葉まほろば線)まで歩いて、
八軒町から奈良駅に戻った。

大和路線に乗って法隆寺駅下車、北へ歩く…寺まで20分位。
参道両側の舗装部分はかなり人が歩いているけれど、
中央の松並木下の砂利道は誰もおらず、南大門まで一人きり…
回廊越しに金堂・五重塔を眺め、夢殿を過ぎる。
 
伝法堂脇を法輪寺に向かい、一礼して、来た道を戻る。
25号線で竜田川を越え、168号線で大和川を渡り、
王子駅近くの宿に着く…
iPhoneの歩数計は32000歩を超えていた。
  

Posted by 竹石図案工房・竹石裕 at 15:26Comments(0)黙って歩く

2024年01月23日

亡くなられてから37年が過ぎて…

お嬢さんが、堀内さんのパリでの生活を本にされた。
巻頭の口絵イラスト/写真は著作の中などで、拝見しているけれど、
巻末のアルバムは初めて見るものばかり…
僕は、編集部でデザインをされる堀内さん、
仕事後の酒場で静かに語られる堀内さん、
それだけしか存じ上げないので、とても新鮮だった。

『父・堀内誠一が居る家 パリの日々』 堀内花子 著
株式会社『カノア』発行 定価2,200円(10%税込)


たくさんの人が読んでくれるといいなぁ…
ゆっくりと、堀内さんを想い出しながら読むことにしよう。
  

Posted by 竹石図案工房・竹石裕 at 11:13Comments(0)その他

2023年08月23日

『Concert for George』を観てきた…

早めに出てきたので、上映まで、だいぶ時間がある…
横浜美術館は休館中だし、その辺を歩く事にした。
3年以上は来ていないエリアだからなんとなく新鮮…

雪見坂に近い貨物線踏切で、
「EH200 Blue Thunder』の通過を見られたので、
今日は良い日なのかな、なんて思いながら、
『Kino cinema 横浜みなとみらい』へ向かう。

ロビーでポスターと記念撮影をして
入った館内は空いている…客数7人くらいかな。
21年前…Eric Claptonはじめ出演者達の若い事!
コンサート会場に置かれた、
GeorgeのRickenbacker 360-12が、
最初から最後まで存在感を放っていた。
良い映画だったなぁ。

帰宅して早速、Rickenbackerを取り出した。
このところ6弦しか張っていないのを反省…
明日は12弦に戻さなくちゃね。

  

Posted by 竹石図案工房・竹石裕 at 16:24Comments(0)ギターの事

2023年08月04日

眺めるだけなら『涼しい』けれど…

…やっぱり重いなぁ。
薄いTシャツ越しにストラップが食い込んで痛い…
エアコンの効いた部屋で、
棚の奥から、久しぶりにアクリルギターを取り出して、
軽くブルースなんかを弾いてみた。

解体工事機械の音や、外壁工事の職人さんの声が
聞こえてくる「物干場」に出ただけで、汗が吹き出す…
1枚だけ写して部屋に逃げ帰った。
ケースに納め直してもう1枚写す。

少し磨いて、弦を換えて、また棚の奥に仕舞って、
次のを引っ張り出そうか…ってこの暑さじゃなぁ。
このところ、あまりギターに触らなくなってきたし、
そろそろ本数を減らさないと駄目だな…

うん、涼しくなったら考える事にして、
オリオンビールでも飲みながら、夕飯を作ろう!
  

Posted by 竹石図案工房・竹石裕 at 15:46Comments(0)ギターの事

2023年05月23日

『小津安次郎展』へ…

神奈川近代文学館へは車で行くのが早くて良いのだけれど、
見終わったら食事もしたいし、ワインくらい飲むかもしれない…
で、JR/地下鉄を乗り継いで元町中華街駅到着。
エスカレーターでアメリカ山公園へ出て、
久しぶりの外人墓地と横浜気象台を過ぎ、
結構な人波の港の見える丘公園を通り、
霧笛橋を渡って、文学館へ到着。

館内は空いていたので、ゆっくりと展示を楽しんだ。
28日(日)までだから、まだ見ていない人は急がないとね。

天麩羅屋とか蕎麦屋じゃ、OZUの続きみたいだし、
「カフェ ドゥ ラ プレス」まで散歩でも…と歩き出す。
丘公園展望台脇を抜け、フランス山脇の細坂道を下り、
「パビリオン・バルタール」から「フランス橋」へ登り、
高速道路下を潜って、川の海月を眺めて、
水町通り(…マリンタワー裏側の道の事ね)で県庁の方へ向かう…
はずだったけれど、フランス橋を渡らず、元町通へ入り、
「もとまちユニオン」でパスタを食べる事にした。

帰りは石川町駅からJRに乗るつもりだったけれど、
「もう少し歩こうか…」って事になり、
石川町駅前歩道橋を渡って、不老町から万代町、
蓬莱町、羽衣町を通って伊勢佐木町を抜け、
日ノ出町駅をパスして、大岡川沿いを黄金町駅まで歩く。
最寄駅から家まで、また歩く…15,000歩の小津散歩。
相変わらずコロナで出かけない日々が続く中、
久しぶりの息抜きだった…。  

Posted by 竹石図案工房・竹石裕 at 15:28Comments(0)その他

2023年03月16日

今日、磨いたのは…

ギターパーツじゃなくって『マニ車』。
荷物部屋にある茶箪笥の棚に置きっ放しにしていたので、
すっかり曇ってしまった…信仰心、限りなく薄いんだよねぇ。

昔、カトマンズを旅した時にスワヤンブーの回廊で、
土産物売りに付きまとわれて動けず、仕方なく購入した物、
物売りは胸を張って「珍しい水牛の角だぞ(?)」と言ってたが…。
真鍮部分はいつものピカールで、
角部分はギター用コンパウンドで丁寧に磨く…はい、完了。

綺麗になったマニ車は、ネパールの旅を思い出させる。
ネパールへも、それにインドへも長い事、行っていないなぁ…
(ここ三年は国内旅行へも…いやはや…だねぇ)
懐かしい旅の情景を思いながら、回してみる…
別に祈りたい事がある訳じゃないけれど。
  

Posted by 竹石図案工房・竹石裕 at 16:05Comments(0)その他

2023年01月13日

久しぶりに展覧会へ…

『神奈川県立近代美術館 葉山』で開催中の
『Man Ray and the Women』を観にいってきた。
シンプルな展示は観やすく、良い感じだった。
(会期は来週の日曜、22日まで。観に行くなら急がないとね。)

1月とは思えない好天でドライブも楽しかったし、
レストラン 『オランジュ・ブルー』のランチも美味しかった。

外食をしたのは1年以上前、佐島マリーナのレストラン以来…
延々と自粛/閉じ籠り暮らしが続いているんだから、
それも当然なのだろうけれど。


桜の咲く頃、のんびりと大岡川沿いを下って、
「都橋商店街」の二階から花筏を眺め、
吉田町で天麩羅を食べ、日本大通りでワインを飲む…
今年も無理そうだな…
車から、通研通りや海軍道路の「花見」を楽しもう。
とりあえず、この週末はどこに行こうか……。  

Posted by 竹石図案工房・竹石裕 at 16:23Comments(0)その他

2022年07月20日

AMラジオを聴きながら…

タオルをリングに干したり、
畳に敷いた風呂敷の上でTシャツを畳んだり、
古い『ラテカセ』が洗濯作業に付き合ってくれている。

カセットは、ベルトが伸びて(…バラして調べた)聴けない…
(聴けないのに、ECのカセットを置いてみた…)
テレビはアナログ放送終了で観られない…
ラジオは、AM/FMとも受信できるけれど、
選曲が面倒くさいので、NHK第一に合わせっぱなし。
干している時は「阿佐ヶ谷姉妹」の喋り声とか、
畳んでいる時は「関西発」の話題とかが聴こえてくる
…今は名古屋場所中なので電源は入れないが。

茶箪笥やら裁縫箱やら羽釜やら六兵衛の羅漢座像やら、
嵐渓石やらと並んで違和感の無い、『JACKAL 300』
壊れるまで付き合ってくれるんだろうなぁ、
どっちかが……!?

【余談】
カセットは、作業場の「Spirit of St. Louis/CDラジカセ」で
聴いている…ほんのたまにだけれどね。
今は「GLENN MILLER」が流れてます。

  

Posted by 竹石図案工房・竹石裕 at 15:40Comments(0)その他

2022年07月07日

レコードプレーヤーが…

壊れてしまった…。
「長い間使ったから仕方がないよねぇ…」と諦め、
次回の電気製品回収に出す事に。


替わりのプレーヤーを買わなくちゃ…
でも、オーディオラックか何かを買わない限り、
今と同じ茶箪笥の上に置くしかない…。
『サイズ限定』じゃ、考える必要も無いので、
壊れたのと同じプレーヤーを買った。


プラスティックカバーがピカピカになっただけで、
部屋の景色は何も変わらない。
壊れる直前、
Burton Cummingsの『You saved my soul』を聴いていたけれど、
新プレーヤー最初の1枚は、『Slowhand』にした。





  

Posted by 竹石図案工房・竹石裕 at 14:57Comments(0)その他

2021年12月08日

AirMacが壊れた…

10年近く使ったんだから、「仕方が無いよねぇ…」と諦め、
保存してあったLANケーブルを探し出し、
二階のMacを一階のルーターへ繋ぐ。


10メートル弱のケーブルが階段沿いに這っているのって、
なんだか昭和っぽい光景だなぁ…

AirMacはもう売っていないし、
代わりのルーターをネットで適当に買う…ふ〜ん、割と安いんだね。
翌日には届き、LANケーブルは、また物置へ。
「また使う事、あるかなぁ…」いろいろな『物』に関して、
そんな事を考えてしまう今日この頃…

なんて言いながら、壊れたAirMacは捨てず、
作業場の真鍮製飛行機模型の台に使う事に…。

  

Posted by 竹石図案工房・竹石裕 at 11:12Comments(0)その他

2021年09月18日

昨日の夏仕舞い…

近づいてくる台風への備え…といっても、
庭の植木鉢5、6個を物置に片付け、
物干し竿をおろして固定するだけだから5分とかからない。

で、「夏飾り」の扇風機を片付ける事にした。
いつもの『ギター磨き』と変わらない作業…
バラして、磨いて、組み立てて終了。
来年の梅雨明けに、また会おうねぇ。


さあ、次はどのストラトを磨こうかなぁ…
長く続く籠りっきりの日々のおかげで、
家中のギターは、すでにピカピカなんだけどね…
そうだ、Nardan(デカいフルアコ!)のピックガードを磨こう。  

Posted by 竹石図案工房・竹石裕 at 13:59Comments(0)その他

2020年12月16日

落葉を眺めに…

関内駅南口から、横浜公園『彼我庭園』を抜け、
日本大通りを『象の鼻桟橋』の方へ、ゆっくりと歩く。
『開港資料館』前で折り返して『横浜情報文化センター』へ戻る。
二階『カフェ ドゥ ラ プレス』の窓際席へ座り、
落葉を愛でる人々を眺めながら、
ワインを傾ける冬の午後…そんな師走だったなぁ、去年までは。

今年はそうもいかないので、先週末、車で出かけてみた。
日本大通りを行ったり来たりし、
『港郵便局前』信号で、カフェの窓を見上げたりもしてみたけれど、
いつものような落ち着いた季節感は無い…


山下公園前通りへ入り、
『ホテル ニューグランド』、工事中の『マリンタワー』を通り過ぎ、
旧『バンドホテル』前の「山下橋信号」を抜け、家に戻った。

※画像は全て助手席の妻が写したもので、僕は運転に集中しています。

今年の投稿はこれで終わります、
来年も、またよろしくお願いします。

健康で明るい新年を迎えられますよう!!
  

Posted by 竹石図案工房・竹石裕 at 15:42Comments(0)その他

2020年05月25日

静かな日々…

昨日今日と、久しぶりに青空も見える横浜…
庭の雑草を抜いていたら、
お隣さんが「咲きすぎちゃったから、お裾分け」と花を渡してくれた。
名前も聞いたんだけれど、忘れてしまった…植物名は苦手でね。
波佐見焼(たぶん…)の徳利に活けて居間の床に飾ってみた。

奥のRoland MA-8には、アナログレコードプレーヤーが繋いである…
酒を飲みながら古いレコードを聴くには、シンプルで良いでしょ、
嵩張るオーディオセット類は、だいぶ前に卒業しちゃったし、
CDやカセット(!)を聴くなら作業場にいろんなプレヤーがあるからね。

このところ、Claptonの『Slowhand』が置きっ放し…
今晩も『Wonderful Tonight』を聴くんだろうなぁ。

閉じ籠りの毎日…普段の暮らしと変わらないのだけれど、
時々、美味い天麩羅や蕎麦が食べたくなる…
家で、揚げ物は作らないし、蕎麦打ちもしないので、尚更。

「新蕎麦が出る頃には、ふらりと出かけたいねぇ…」
「そうねぇ、でも、こんな時節だし、まずは健康第一、
 体調の管理をしっかりしなくちゃね…」
そんな話をしながら、いつも通りの静かな日々を過ごしている。
  

Posted by 竹石図案工房・竹石裕 at 16:48Comments(0)その他

2019年07月01日

雨風の中、大黒埠頭へ。

昨日、六月三十日は『夏越の祓』。
横浜暮らしも十年以上になったというのに、
『伊勢山皇大神宮』の「茅の輪くぐり」を一回もしていない…
(杉並で暮らしていた頃は、大宮八幡宮へ行っていた)
今年は行ってみようと思っていたけれど、
梅雨時らしく、かなりの雨風…歩いていくのは厳しいし、
伊勢山・日ノ出町界隈の駐車場は馬券購入の車で、一杯だろうし、
今年も「茅の輪くぐり」は諦めた。

かわりに、本牧埠頭をウロウロしてから、ベイブリッジを渡り、
大黒埠頭辺りをグルグル回る事にして出かけた…
一時間後、大黒埠頭/ベイブリッジ下に到着。
あれ、『ベイブリッジ・スカイウォーク』が開いている。
ガードマンが「後ろの駐車場へどうぞ」と声を掛けてくれた。
二十年ぶり位の「スカイウォーク」…

三月に役目を終えた「北灯台(赤)/南灯台(白)」を見下ろし、
双眼鏡で、大桟橋や海上保安部、氷川丸の船首、鶴見つばさ橋、
改装中のマリンタワーなんかをのんびり眺めて帰って来た。
調べたら、夕方に「ぱしふぃっくびーなす」が通過するので、
開いていたらしい…ちなみに六月の開放日は2日と昨日の二日だけ。
運が良かったなぁ。
七月はダイヤモンド・プリンセスやら飛鳥Ⅱやらが通るので、
四日間、開いているらしいから、
また、行ってみようかな…豪華客船に興味は無いけれど、
港の風景を見下ろすのは楽しいし、
駐車場もスカイウォークも無料だしね…次は晴れると良いなぁ。  

Posted by 竹石図案工房・竹石裕 at 14:45Comments(0)その他

2019年06月02日

テレキャスのジョイントビスを交換…

手回しで丁寧にやらなきゃいけないと思いつつ、
「安物ギターだし、良いよねぇ…」と、電動ドライバーを使い、
ネジ頭を軽く潰してしまった(トルクの上げ過ぎ)…
ちょいとTシャツに引っ掛かるし(鑢がけすれば良いんだけどね)、
見た目も悪いので、買置きのステンレスネジと交換する事にした。
ついでなので、ペグ/ブッシュも外して磨く。


弦を張り、チューニングを済ませ、はい、終了。
次は、奥の「大理石柄」ストラトのペグとブリッジ駒を磨かなくちゃあ…
「次の週末には梅雨入りするかも」なんて予報だから、
早めにやった方が良いよねぇ。

ギターの分解/組立には向かない季節の到来かぁ…
「梅雨明け」して、ルーサイトボディの透明ギターを取り出すのは、
二ヶ月も先の事…「梅雨って長いなぁ」…毎年毎年、そう思ってしまう。
  

Posted by 竹石図案工房・竹石裕 at 16:56Comments(0)ギターの事

2019年04月22日

三年ぶりの武道館…

先週の18日(金)と20日(日)、
Eric Claptonコンサートに行ってきた。
3年ぶりの武道館の「玉葱」は、来年に備えて工事中…。

武道館は2日とも満席、当日券/立ち見席まで売っていた。
コンサートは懐かしい曲のオンパレード、
ギタープレイは変わらずのど迫力、74歳とは思えない!

次のコンサートは、また三年後…かな?
「来るかなぁ? 行けると良いなぁ…」
今日の横浜は春霞…
ミネラルウォーター(バーボンでもジンでもなく…)を飲みながら、
ClaptonモデルStratocaster/Pewterを抱えて、
ボンヤリと公園の欅の若葉を眺めている。

  

Posted by 竹石図案工房・竹石裕 at 14:21Comments(0)その他

2019年02月01日

今日から二月…

仕事に追われる日々を過ごしていた、四半世紀も昔の事だ…
奈良・興福寺の『鬼追い式』、春日大社の『節分万燈籠』、
京都・壬生寺の「節分会」などを観に行くのが好きだった…
「節分・鬼追い」行事の鬼達に、
自分の中の「鬼=陰/闇」を重ねていたような気がしないでもないが…
まぁ、ある年から、憑き物が落ちたように行かなくなったけれどね。

同じ頃に、渋谷・東急東横店(…今は無い)の骨董市で手に入れた
『鬼』の絵看板を取り出して、今年も節分気分。


---今年の節分妄想---
鬼:「ご無沙汰。今年はちょいと早めにお邪魔させて貰ったが…」
僕:「どうぞ、ご遠慮なく。」
鬼:「じゃ、上がらせてもらおうかねぇ。」
 …越後・長岡「お福酒造」の『槽垂原酒』で再会を祝う。
鬼:「日本酒は久しぶりだねぇ、
   この前はジンだったかな?その前はバーボンだったし。」
僕:「この酒、アルコール分が一般の日本酒より高い19度なんです。
   …値段は安いんですけどね。
   あまり売っていないんですが、ちょうど手に入ったので。」
鬼:「うん、美味いね、この蝙蝠柄の黒漆盃も良いねぇ。」
僕:「そうですか、気に入ってもらえて良かったです。
   今日もゆっくり飲みましょう、一年分の鬼話も聞きたいですし。」
鬼:「鬼話って…アンタも相変わらず物好きな人だねぇ、
   まぁ、毎年、馳走になっているし、聴かせてあげるよ。」

『鬼の看板』と『お福正宗』、
文字通りの「福は内、鬼も内。鬼は内、福も内。」
「良い春を連れて来てくれるんでしょう?…」
黒漆盃を手に、晴れた空を見上げながら、
鬼の看板に話しかけてみる。  

Posted by 竹石図案工房・竹石裕 at 15:17Comments(0)その他

2019年01月01日

あけましておめでとうございます。



静かな元旦です。

一昨日30日は、吉田町「登良屋」で夫婦二人の忘年会。
帰りに「黒豆」を手渡され、ご機嫌で帰宅。
昨日31日は、北鎌倉駅から源氏山を越えて葛原岡神社へ納め参り。
銭洗弁天・下之水神社へ回って、帰宅。


夜は、義兄に送って貰った佐渡の地酒をゆっくりと飲み、
零時に港で鳴らされる汽笛と、除夜の鐘の音を聴き、就寝。
今朝はゆっくりと起きて洋風(?)雑煮を食べ、
これから地元の氏神様へ初詣に出ようと思っている所。

今年もよろしくお願いします。  

Posted by 竹石図案工房・竹石裕 at 12:05Comments(0)その他

2018年10月29日

昨日は、根岸競馬記念公苑へ…

横浜マラソンのランナー達がJP根岸線の車窓から見える…
「去年は台風で中止だったから2年ぶりの光景だねぇ」
「南部市場駅の陸橋から眺めたのは何年前だった?」
なんて話しているうちに、電車は山手駅に到着。
根岸競馬記念公苑は山手駅から延々と上り坂(根岸駅からも)…
「バスにすれば良かったかなぁ」なんてボヤきながら、
ようやく「馬の博物館」に到着。


横浜市民は皆、マラソンの応援に行っているのか、
館内は空いている…おかげで、ゆっくりと観られた。
『撮影可」の展示室では作品と記念撮影をしたりも…

(著作権保護の為、作品にはボカシをかけてあります)

「下りだし、歩こうか」って事で、帰りも歩いて根岸駅へ。
新杉田駅で降り、商店街の酒場で「猪熊さん」を肴に昼酒を楽しみ、
家までまた歩く…はい、到着。
携帯電話の歩数計は14,000歩を越えていた。

「猪熊弦一郎展 馬と女性たち」は12月2日まで。
観に行くなら、「秋晴れだし、散歩がてら」ってのも良いけれど、
根岸駅か桜木町駅からバスを使うのをお勧めします。
来週からは「日本郵船歴史博物館」で「時計×航海」展が始まるから、
利休庵で蕎麦か、登良屋で天ぷらかな…
寒くなるのはちょいと嫌だけれど、秋は何となく楽しいよねぇ。  

Posted by 竹石図案工房・竹石裕 at 15:34Comments(0)黙って歩く

2018年03月12日

八景島へ…

昨日は日曜日。
「良い天気だし、散歩に行こうか」って事に。
とりあえず、京急線・杉田駅の方へ向かって歩き出す。
「シーサイドラインで海岸へ出てみようか」
「それならテクノタワーで昼御飯を食べてから行こうよ」
「そうだね、この風じゃ外で食べるのはちょいとキツイものね」
で、新杉田駅で金沢八景行きのシーサイドラインに乗り込んだ。

車窓から海側の風景をノンビリと眺めていると妻の声。
「あれ、Oさんの建物、外装工事をやっているよ」
「ほんとだ、正月にそんなこと言っていたかなぁ…」
「長くかかるのかしらね?」
「どうなんだろうね?」
なんてしゃべっているうちに、
軌道は90度左に折れ、産業振興センター駅着。
テクノタワー1階のCOREでランチを済ませ、駅に戻る。

「海の公園柴口駅で降りるの?」
「そのつもりだったけれど、たまに八景島散策はどう?」
「それも良いね…シーパラも久しぶりだし」
って事で八景島駅で降りた。
でも、水族館には寄らず、
アトラクションも見ず、乗り物にも乗らず、
花火シンフォニア会場になる東突堤の先まで歩き、
反時計回りに島を一周しただけ。


帰りは八景島駅からシーサイドラインで金沢八景駅へ出て、
京急線で杉田駅へ戻り、バス通りを避け、山越えして帰宅。
16000歩の長い散歩…
「歩くのに良い季節になったね」
「そうだねぇ、来週もどこかへ行きたいねぇ」
「花には少し早いよねぇ」
「弘明寺から三殿台遺跡へ登ってみる?」
「海岸通りをドライブも良いよねぇ」
…春が来て、お気楽な二人です。
  

Posted by 竹石図案工房・竹石裕 at 15:29Comments(0)黙って歩く

2017年06月11日

[『笑い』を招く猫の作り方]

今回の話は、
下北沢の喫茶店『イーハトーボ』が発行する同人誌、
『he+me=2(ヒミツ)26号』掲載記事の為に考案した
「紙細工」の作り方説明だけです。
同誌の記事を読んで『工作』を始める方以外には、
意味不明だと思います…申し訳ありません。



⬆︎見開きのコピーを貼った厚紙を切り抜き終わり、
「胴体」と「腕」を何で繋ぐか考えている…
「片方を無くしてしまったピアス」じゃ、ちょいと細いか…
「画鋲に消しゴムを刺す」のが簡単で良いかなぁ、
針先を瞬間接着剤で留めるだけだし…
パーツ箱にあった「ボルト/ナット」はギター弾きっぽいなぁ、とか…
結局、一番普通に「真鍮製の割りピン」を使う事にする。

⬆︎輪ゴム留めの「笑」部品(スペーサー付)をしっかりと糊付けし、
引き紐用凧糸(長さは好みで)を結んだ「腕」と、
糸通しの「福」部品を糊付けして糸を通した「胴体」を
『割りピン』で繋ぐ…画像では見えないけれど、余りの厚紙で作った
「スペーサー(五円硬貨の大きさ位)」を挟むと動き易いのでお薦め。
「胴体/腕」を繋いだら、「腕」を軽く動かしてみて、
「ぶら下げ用」穴に掛らない位置に、
「腕どめ」部品のスペーサーを糊付けする。

⬆︎「腕どめ」部品のスペーサーがしっかり貼り付いたら、
画像の位置に「笑」部品を糊付けする。
糊付け済みの輪ゴム留め「笑」と
まだ固定していない、輪ゴム留めの「福」部品(スペーサー付)に
輪ゴムを掛け、指で軽く押さえて動かし、
輪ゴムにテンションが掛かり出す位置にペンで印を付け、
その位置へ糊付けする。

⬆︎輪ゴム留め『笑/福』に、輪ゴムを掛け、
ぶら下げ用の凧糸を付ける。
「引き紐飾り(余った厚紙をスペーサーにして挟むと見栄えが良い)」で
凧糸を挟めば、出来上がり。
『he+me=2』はモノクロ冊子…でもダミー猫は、
一番上の画像の様にカラーでも作ってみました。
考案/製作者だけの『密かな楽しみ』です、
『he+me=2』愛読者の皆さま、笑ってお許しを。




⬆︎出来上がり具合を確認する。
ウェブカメラにブラ下げて引いてみたり、
本棚に下げて引いてみたり、
ギタースタンドに引っ掛けてみたりもしてみた…
ところで、『笑い』の次には何を招いて貰えば良いかなぁ?

◇作る方の工夫で、
左右逆版コピーを使った『左手招き』にしたり…
腕先を加工して、鈴を付けたり、写真をぶら下げたり…
色々な『猫』を楽しんでもらえたら、嬉しいです。
◆各種の飾り/スペーサー類は、
誌面の構成上『見た目』が良い円形で作ってありますが、
円形じゃなくても、全く問題ありません、
四角形・三角形など、作業が楽な形で進めてください。
…製作中にお気付きと思いますが。

[お知らせ]
『he+me=2 26号』掲載記事内の
「完成見本と作り方」に書きましたが、
『イーハトーボ』のご協力で、
図案家が使った「割りピン」をお分け出来ます。
先着99名様限定です、お早めに!

店内撮影/英 千春(he+me+2 編集部)
⬆︎店内にはサンプル用『猫』がぶら下がっている…らしいです。
お出かけの際は、紐、引っ張ってみてください、
『笑い』が来るかもしれません…。

『イーハトーボ』の詳細は以下をご覧ください。
http://ihatobo.exblog.jp/6197187/

  

Posted by 竹石図案工房・竹石裕 at 09:10Comments(0)その他

2017年01月01日

過去の投稿を削除しました。

‥溜まった昔の話を消しました、次の削除は二年後くらい?!?

  


Posted by 竹石図案工房・竹石裕 at 00:00Comments(0)その他